2020年1月13日 曇り時々晴れ
昨年から気にかかっていた河原木場沢の醤油樽の滝に行った。
二の滝への河原、この先のゴルジュにあるが水流で取り付けず(滝の写真を撮り忘れる)
左岸側壁の岩の際をトップロープで 以前から気にかかっていた醤油樽の滝、昨シーズンはスキーに気を取られ、アックス一振りもせず。2シーズンぶりのリードは初級の滝とはいえちょっと緊張。氷が比較的よく、上から岩が崩れてこない場所=滝の左岸側壁の際のラインで腕とふくらはぎが悲鳴を上げるまで練習した。
この滝のメインルートは滝上まで見通せる正面あるいは右岸寄りだと思うが、ビレーを洞窟状のがけ下で行う必要があるため、小心者の私は、もっと条件よく凍ったとしても、ここでビレーするのはちょっと嫌かも。
醤油樽の滝は3連休にもかかわらず、貸し切りであった。人気がないんだろうなと思いながら一の滝付近まで戻ってきたら、比較的大きな染み出し3か所に、合わせて15名くらいがトレーニングしていた。
それにしても今年は雪が少ない、アイスクライミングにとっては良いことだが、気温が高く氷の発達が悪いのは困ったものだ。一の滝付近は凍っていたが、その先のゴルジュは水流で通過できず、凍った二の滝に取り付けず残念。本命の醤油樽の滝は一応登れたが、氷も脆く打てば蜘蛛の巣状のヒビが入り剥がれやすい。懸垂用に作ったアバラコフも穴間にひびが入る始末で、ひやひやの撤収だった。
本日の八ヶ岳の主稜線は朝も帰りも雲の中だったが、醤油樽の滝は時折風花が舞うものの、午後には日が差しこみ、穏やかな一日だった。
ログ
国土地理院の地図に注意。河原木場沢の国土地理院地図に記載された醤油樽の滝とその上流の2つの滝、一番下流が醤油樽の滝との表記になっているが、実際は一の滝で、最上流が醤油樽の滝です。だまされないようお気を付けください。