新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

テンと遭遇 日和田山の森

2020年1月11日 曇り 3℃

和田山金刀比羅神社に初詣。思いがけず、樹上のテンに出逢った。

ぬいぐるみがが木の上に? P1116430b.jpg

アップ画像1 耳がかわいい。P1116430a.jpg

アップ画像2P1116431a.jpg

アップ画像3 P1116433a.jpg 猫バスのようなポーズだが、猫ではない。では誰だ? 日和田山からの下山時、滝不動の坂を一の鳥居に向かって上り始めると、行く手の男坂と女坂の分岐付近に光る点。ヘッドランプの光にしては高すぎる。星にしては明るすぎる。ちょっと不気味。恐る恐る近づくと光は2つあり動いた。猫だと思って安堵して、下からヘッドランプで照らしてみると違う動物がいた。幹をさらに登ってこちらの様子をうかがっている。急いでカメラを取り出して撮影。帰宅後調べるとおそらく「テン」。昨年の「アナグマ」に続く大発見。日和田山に住む動物がまた増えた。最もアナグマの時に、日和田山ヘッドランプの会の地元の方に興奮気味に自慢したら、昔から居るよと流された。きっとテンも麓の方には珍しくもないのだろうが、目撃できたことはやはりうれしい。ただし、調べたところによれば、テンが横切ると悪いことが起こると伝えられる地方もあるようだし、イタチが妖怪になったものがテンだとか、人家近くに現れるとその家が火災にあうとか、ろくなことが書いていない。見た目はかわいいのであるが、当分注意。だがまてよ、テンの下を横切ったのは私のほうであって、しかもテンはどちらかといえば縦方向の移動であるので、さほど心配には及ぶまい。 

注)日和田山ヘッドランプの会という会は実在しない。ヘッドランプを照らして日和田山に登る方がほかに3名いるので勝手にそう呼んでいる。