新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

薬師峠から鷲羽岳

2020年9月30日の記録 晴れのち曇り

2日目

薬師峠-(雲ノ平)-鷲羽岳-黒部五郎小屋

雲ノ平の雲上散歩から憧れの鷲羽岳に登り、黒部五郎で乾杯! 楽しいだけの1日となる予定だった。

薬師峠から太郎平小屋を経て薬師沢へのルートは木道が多く濡れていた、下りのため気を遣う。

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ベンチで休憩。薬師沢沿いの道には2か所ほどベンチがある。針葉樹が多いので紅葉は地味。IMG_8952.JPG

ベンチの山側には湧水があり水の補給には困らないIMG_8950.JPG

夜が明けても日が直接当たらないと霜は溶けない。木道も同じで我慢の歩行が続くIMG_8953.JPG

怖いのは橋の霜、渡渉の方が気が楽だが、慎重に渡ってみればさほどでもなかったIMG_8956.JPG

薬師沢小屋の霜のベンチをお借りして一休み後吊り橋を渡るIMG_8961.JPG

大きく傾いた道標 よりも急な登り口IMG_8962.JPG

だけではなくずっと急傾斜の道が2時間IMG_8963.JPG  やっと傾斜が落ちて前方から光が差すがこの先もなかなか水平にはならず「平」はどこだIMG_8965.JPG

それでもいつかはたどり着く。池塘の向こうに昨日お参りした薬師岳IMG_8977.JPG

反対側には黒部五郎岳IMG_8995.JPG

笠ヶ岳の手前の鞍部に本日お世話になる黒部五郎小屋IMG_8986.JPG

ここら(奥日本庭園)でちょっと一休み。正面は水晶岳の双耳峰IMG_8997.JPG

休んでいるうちに巻雲が。明日は荒れるかIMG_8998.JPG

この木道、祖母岳の麓を巻いて雲ノ平(奥の平)へIMG_9000.JPG

谷の肩に有って景色と補完しあう雲ノ平山荘。いつかはここに泊まりたいIMG_9004.JPG

ゆっくり歩いて通過して、祖父岳麓から振り返る雲ノ平テント場と雲ノ平山荘、雄大さを薬師岳が演出する(雲ノ平山荘を探せ)IMG_9023.JPG

さくっと登れるはずが大苦戦の祖父岳、登るほどに遠のく山頂に息も絶え絶えIMG_9025.JPG

ワリモ岳、これを超えればいよいよ鷲羽岳IMG_9035.JPG

ついにやってきました鷲羽岳。登りたいけど下りたくない。山頂は2つ目と言い聞かすIMG_9038.JPG

感激の鷲羽岳山頂。意外と殺風景だが全く気にならずIMG_9040.JPG

鷲羽池と槍ヶ岳、巻雲の影響が意外と早く出てきたが、ここまでくれば不安なしIMG_9047.JPG

本当はこっちから登りたかったがIMG_9054.JPG 三俣山荘は2日前に営業終了して幕営も禁止に。天場に小川流れる別天地のようなここに2泊したかった

黒部五郎小屋に到着 IMG_9069.JPG 三俣蓮華岳も余力があれば登りたかったが、巻き道で 。

本日は朝寝坊して出発が30分遅れ、霜の木道を慎重に歩いたので時間短縮ができず、以前登っているという理由で三俣蓮華岳を巻いたのがやや残念。夜は曇りだったが月あかりはしっかり届き薄明るい夜を過ごした。結露対策としてテントの出入り口を開放して寝た。入り口側を頭に空を見ながら寝れば雨が降ったら顔が濡れて気が付くはずだ。(3日目に続く)

ログ 2日目ログ.jpg タイム:薬師峠(04:25)-太郎平小屋(04:49)-薬師沢小屋(06:35)[休憩 13分]-アラスカ庭園(08:25)-祖母岳分岐(09:30)-雲ノ平(09:39)-雲ノ平キャンプ場分岐(09:51)-祖父岳分岐(10:25)-祖父岳(10:50)-岩苔乗越(11:26)[休憩 15分]-ワリモ北分岐(11:50)-鷲羽岳(12:38)[休憩 8分]-三俣山荘(13:25)[休憩 10分]-巻道合流点(14:40)-黒部五郎小舎(15:35)