2021年10月4日 快晴
竜ヶ谷山(205m)に登って雷伝神社にお参り。往復15分
ゴルフ場のゲートに閂がかかっているが施錠はなく、開け閉めして通過。
ゴルフ場内の道を20mほどで、雷伝神社の道標があり、神社の苔むした参道となる。 ゴルフ場内の通路は公道らしい
最初の鳥居の奥に神楽殿と社務所。手入れしきれていない印象だが神楽殿がにぎやかだった頃を忍ばせる
社務所脇からさらに奥に鳥居と階段が続く
登り切った広場に雷電神社と稲荷神社の他に2つの祠があった。 写真は雷電神社、屋根が見えている稲荷神社。右が広場になっている
ゴルフ場の中にある竜ヶ谷山(りゅうがいさん)。標高205mの低山だが、毛呂の町を見下ろせる独立峰。中世には竜ヶ谷城(りゅうがやじょう)があったそうだが、現在は一の郭跡に雷電神社、二の郭跡に社務所、三の郭跡の北端に最初の鳥居がある。竜ヶ谷山の北と南には川が流れ、麓の東で合流し、その先に平野が広がっている。背後は奥武蔵の山といった城に適した地形だ。誰が城を作ったかはわからないらしいが、戦があったようだ。ここに神社があったからゴルフ場として造成されなかったのなら神社が歴史を守った事になる。この神社はいつまで守られるのだろうか。
先日の桂木観音コースを逆回りしてみた。思った通り反時計回りの方が若干楽なような気がする。桂木観音は先日賽銭を持っていなかったので、改めてお参りしてお堂の前の香炉に線香をあげ、鐘をついてきた。 由緒のある桂木観音だが、いつまで維持できるのだろうか。
雷電神社も他の地方の神仏は、お参りする人が減り、檀家・氏子が減少して賽銭だけでは建て替えなど維持が難しそうだ。100名山が栄えて無名な山の登山道が廃道となるのと似ていて少し寂しい。