新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

日和田山 枯葉のじゅうたん

2023年12月11日 曇り(最低気温6℃)

落葉樹の葉がほとんど落ちて林が明るくなって、落ち葉の絨毯が楽しめる季節になった。今日の夜に雨が降ればさらに葉が落ちてしまうだろう。

葉が落ちて明るくなった登山口IMG_2189

東屋周辺には落ち葉が絨毯のようIMG_2199

秋色の巾着田IMG_2198

奥多摩方面は雲で隠れ、手前の高水山、岩茸石山の稜線がくっきりIMG_2197

富士見岩と二の鳥居分岐付近の登山道IMG_2194

紅葉の残りは部分的IMG_2192

やっぱり咲いた山つつじIMG_2195

 

熊については以前も書いたが、このエリアで生息できるだけの餌資源がないのではないかと考えている。国土地理院地図を見れば明らかだが、ほとんどが針葉樹の記号で、所々にわずかな落葉樹記号がモザイク状に見て取れる。山中を歩いていても日和田山から秩父に向かう尾根のほとんどが杉林となっている。この地域は「川西材(杉)」の産地でもあるから当然植林面積も広い。今回目撃情報があったエリアはそれでも比較的落葉樹が残っているが総量は限られている。共通した餌の、木の芽・若葉、笹類、ドングリ、山栗等はあるのだが、イノシシ、鹿、カモシカ、熊が取り合う事になるので、どう見ても足りないのではないかと思える。

山中では以前からイノシシが餌をあさったとみられる跡が登山道脇などにも珍しくなくある。以前全くなかった鹿の糞が目につくようになっている。その姿も、イノシシ、鹿、カモシカは見かけるようになったので確かに居るのだが、熊はその痕跡(足跡、爪痕、寝床、糞)をいまだに見た事がない。

日高市の目撃情報も、秩父のように場所を地図上に示してほしいものだが、それをしないのは「熊」の確証がないからではないかと勘繰っている。