新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

十二曲峠コースと蟹穴山と地理院地図の破線道探索

地理院地図の破線道を探索してみた。分岐が多く謎の多いエリアだった。

鎌北湖から獅子ヶ滝に向かって阿諏訪林道を行くと、急こう配の峠を越えて少し下った獅子ヶ滝手前のヘアピンカーブに道標がある。自転車で通るたびに気にかかっていたので行ってみることに。調べると「十二曲峠コース(奥武蔵登山詳細図)」の入り口で、国土地理院地図にも破線表記がある。終点は時々通る奥武蔵グリーンライン。帰路にも破線が数本あり興味が湧く。


登山道入り口には道標「十二曲・一本杉峠」があるIMG_2564

鉄塔上の分岐は直進。右は「西上武幹線224号に至る」の標識があるIMG_2567太い山桜の木がある。春になったらまた来てみたい。ここまで気持ちよい登りの小道。過ぎるとこの先は杉の人工林。IMG_2570十二曲峠に出る(ログの①)。道標の奥は奥武蔵グリーンライン(車道)IMG_2572「北向地蔵・ユガテ」方向に進む(左)IMG_2575すぐに地図にない分岐(たぶん廃道)が左にIMG_2577天望の良い場所に出る(大沢山は気付かず通過)IMG_2583大岳山、御前山と少し手前の尾根に天目山だろうかコブ3つIMG_2579蟹穴山(後から写真で気が付いた)IMG_2584

左上、木に巻き付けた蟹穴山の表示。道標右奥に藪っぽい踏み跡がある(ログ②:詳細図の紫の矢印と思われる。)

 

道標のある分岐、左・「鎌北湖」へ(ログ③:詳細図赤破線北、この下にも分岐があり、少し先で下から合流)

IMG_2585

落ち葉の心地よい道IMG_2588ログ④:分岐を上に(道標無いので鎌北湖は直進方向)IMG_2591ログ⑤ さらに分岐、左に。(詳細図のムラサキ道)IMG_2593

看板をよく見ると左に行かないように書いてあるのだろうが判読不明。入った直後から100mぐらいは道形が右からの谷に浸食されたのか水平部分が無く獣道程度で急斜面のトラバース。谷側にズルズル滑る。IMG_2592さらに分岐を左に。まっ直ぐ(ログ⑤と⑥の真ん中あたり、東に伸びる尾根)は五六というピークとその先に展望台があるらしいが、行き止まりのようだ。IMG_2595

左から踏み跡合流(振り返り)。左の道を来た。右の少し高い所が踏み跡。ログ②と繋がっているのか?IMG_2597行く手にバリケード、これを超えると5mほどで道消失、左急斜面に踏み跡IMG_2598ここに出た。林道阿諏訪線の峠ちょっと下。ログ⑥IMG_2600

この道はもともと道路を超えて阿諏訪の集落までつながっていたようだが、道路の改修工事で法面となって消滅したようだ。(そういえば2年前くらいに工事してた)

 

この奥正面にテープがあり、先ほどの尾根に踏み跡が続いていたので、バリケード手前に左への踏み跡があったのかもしれない(ログ⑥のすぐ上のトレースがループしている部分)IMG_2601

 

このエリア、いろいろ分岐があって面白い。
和田山から徒歩半日で遊べる高指山・物見山エリアは殆ど歩いてしまってワクワク感が少ないが、この辺りは細切れではあるが未知の道が沢山ある。プチ探検とでもいおうか、短時間で手軽でそれなりに緊張要素もある。何より近くて交通費もかからず、トレーニングにもなる。まあ、徘徊と言われればそれまでだが。(もしかして、徘徊のお年寄りは、本当は徘徊を楽しんでいるのか?)

林道阿諏訪線の坂道が今の自分の限界ぎりぎりの辛いライドになるのでそんなに頻繁には来られないけれど、トレーニング的にも日和田山より若干ハード。週一ぐらいで来れるかなー?

ログ

阿諏訪12曲峠タイトルなし

標高差248m 距離3.5km 時間60分(日和田山は 177m、1.8km、35分)