新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

日和田山の森に春の香り

2024年3月4日 晴れ(最低気温-1℃)

先日の矢岳で足に靴擦れができてソラマメ大の水膨れになったので靴を履いて歩けない状態が続いていたが、今日は何とか歩けるようになった。

探せばあるだろうと思っていた山つつじは全く見つけられなかったが、先日咲き始めた馬酔木が満開になっていた。IMG_3013

咲き残った椿の花が一輪IMG_3010

2月20日に咲咲いていたサクラ、緋寒桜ではなく、河津桜でもなく何だろう。低温だったので長持ちしたのか。葉がだいぶ出て山桜のようだ。IMG_3014

蕾だった木も開花していた。これも先に咲きだした桜とよく似ている。IMG_3016

冬に逆戻りしたような気温だが陽だまりは暖かく、そよ吹く風にほのかな香りが乗ってくる。あせびだろうか、椿だろうか。なんだかわからないが心地よい香り。少し前の枯葉とは明らかに違う。膨らんできた木の芽だろうか。

雪の後一旦暖かくなって、このまま早い春かと思ったが、その後低温になり、この先一週間ぐらい低温が続くらしい。日本海側の山は大荒れで、各地から雪崩の遭難が報じられている。雪が少ないとはいえ、降って・晴れて融け・凍って・降ってを繰り返すと弱層ができて当然雪崩は起きやすい。ラッセルはもう十分楽しんだのでそろそろ締まった雪を歩きたいが、タイミングを計っているうちに一気に春が来てしまいそうだ。