新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

なつかしい山道

2024年4月15日 晴れ

久しぶりに古い道を通って岩場に行ってみた。IMG_3295

ここを入って少し進むと左に分岐している所に「富士見の丘 物見山方面へ」の道標がある。岩場へは直進する。日和田山の岩場がメジャーになる前はこの道が正規のルートだった。現在は日向自治会館脇からが正規ルートとなっているので、ほとんど利用されていないのか途中に小さな崩壊や藪っぽい所がある。男岩・女岩少し手前の小さな岩(子供岩)の前を抜けて自治会館脇からの正規ルートに合流している。肩を壊してからすっかりご無沙汰だが子供岩を超えてみる。足が上がらなくなったがクリア。男岩と女岩にはそれぞれ1パーティーが取り付いていた。しばらく来ていないが、なんだか上の方の形状が違っているように見えた。ここの岩はホールドが黒光りするほど使い込まれている。どれだけたくさんの事を記憶しているのだろうか。

男岩の脇を登って見晴らしの丘に出て、金刀比羅神社にお参りして、膝が痛くなったので巻き道から富士見岩の道に抜ける。この辺りは山つつじが多いIMG_3300

物見山山頂の山桜はまだ少し残っていた。IMG_3302

根元のチゴユリももうすぐ咲きそうだ。

 

下りは黒尾根に回ってみた。北向き地蔵に続く主稜線ではハイカーが何組か歩いていた。トレランもいる。黒尾根に入ってしばらく下ると思いがけなくマウンテンバイクが登ってきていた。寒さに身構える必要がなくなって、皆さんそれぞれに楽しんでいる模様。

鶯の地鳴きが藪から聞こえてくる。記憶を頼りにしっかり練習して春の歌を歌ってほしい。