新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

奥多摩 真名井沢

奥多摩の真名井沢に行ってきた。 初心者向きではあるが、水線にこだわって遡行すればそれなりに楽しめる沢だ。 登りかたにこだわらなければ沢衣装とヘルメットだけでよいだろう。 とはいえ、私自身はどんなに簡単な沢でも一応一そろいは持参する。 今回20mロープを持参。 落石で切断された50mロープの片割れである。  入渓点は林道のヘヤピンカーブの「とりがや橋」なので明瞭。 判断に困る枝沢はない。 詰めは上部二俣の少し先で、判断しにくいが、さらにその上の二俣まで詰めればそれ以上は倒木で沢床が見えないほどになるので3mほどの滝を1つ下った辺りから左の支尾根に上がれば、赤杭尾根のコル1100mからすこし下った登山道に行き当たる。 コルまでちょっと上り返すと、大きな木の下が良い休憩場所で、着替えに最適。 沢は他に3人パーティー1組、赤杭尾根では単独行者2名と会った。 実は二俣ちょっと上で尾根への上がり場所を探していて30mほど先に熊を目撃。 怖くて支尾根への取り付きが遅れ奥まで登った。 楽をしたければ二俣から即支尾根に上がれば良いだろう(小滝が数本楽しめなくなるが)。

 

夏はシャワークライミング CIMG4482.JPG

 

魚止めの滝(中間にハーケン1本あり) 難しくはないが、中間の一手が細かくぬめっていて、スタンスも外傾してちょっと嫌らしい 魚止めの滝.JPG

 

水流を避け、右下から大岩下を滝芯に移ろうとしたが、足が滑って滝つぼに落ちた。 深いが小さいので危険はない。 びしょぬれになったがぐっと涼しくなった。 ドボン.JPG