新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

青岩谷から雲取山

2019年9月19日 曇り

奥多摩後山川青岩谷は癒し系の沢で殆どが登れる小滝、水線に拘って登った。二股は右に入り雲取山山頂を目指した。

青岩谷橋から入渓して少し進むと癒し系 P9195880.JPG

水流に沿ってなるべく楽しくなるようなルートを探す P9195889.JPG

大滝、右のガレから高巻いた。 P9195898大滝.JPG

ガレ上部に札が「国立公園特別区につき無許可の残置ロープは違法となりますので今後関係各所に通報します」 P9195900ザレ上部の表示.JPG

両岸つるつる、釜を泳げば水流に取り付けそうだがヘツリは無理、これは巻き P9195943巻いた滝.JPG

二俣を左に P9195944二俣.JPG

きれいなゴルジュがお出迎え、楽しい P9195948ゴルジュ.JPG

8m滝、苔むした右壁を登ったが出口下でファイト一発が必要、外傾スタンス+手のひらフリクション P9195952滝8m.JPG

二俣を水流沿いに右に入ったが、雲取山山頂はここを左が正解 P9195957_1530m右俣の二股。左が頂上直下だった.JPG

傾斜は急だが順層でなかなか楽しい滝が連なる P9195959快適.JPG

廃道が横切る苔滝、右から巻いたが、左の尾根に廃道から取り付いた方が良かったかも P9195962廃道が横切るが無視して右に回り込むが左の尾根に取り付いた方がよかった.JPG

ここからひざ下笹漕ぎ、獣道を頼ったが、直登の方が早かったようだ P9195965ここから藪漕ぎ.JPG

稜線直下で廃道に出る。登っている右に進む P9195970登山道下の廃道に出る.JPG

すぐに雲取山荘巻き道分岐に出た  P9195973山荘への巻き道分岐.JPG

青岩谷の「青」は緑の苔ではなく、岩から来ているのではないかと思わせる緑の岩が多くあった。沢は小滝がほとんどだが、そのわりに釜が大きく深い。谷が広いので巻くというよりは脇に逃げるといった感じなので、無理しなければ水に触れずにほとんど通過できるが、面白さを求めて積極的に取り付いた。フェルト底だがフリクションが比較的良く楽しめた。真夏なら釜に入ってさらに楽しかっただろう。写真では登れそうだった大滝は、即巻きを決めた。8m滝は登れたが、コケで覆われスタンスを探すのに苦労。何度も靴底でこすったが外傾していていまいち確信が持てず、ホールドは固いが指がかからずバランスをとるのみ。次のスタンスも傾斜。思いきるまでが長かった。

ログ 青岩谷ログ.jpg 片倉谷橋(6:30)-青岩谷橋入渓点(8:00)-大滝(9:00)-獅子岩谷出合(10:30)-1400二股(11:00)-1530付近二股(11:50)-登山道(13:00)-雲取山山頂(13:30)-三条の湯(15:30)-片倉谷橋(17:30)