池ノ沢は広河内岳から白根南稜方面に向かう登山道に沿って5分ほど下り、楽そうなガラ場を谷底に向かって下る。 谷の底には所々赤ペンキのついた岩が転がっている。 遡行してきてこの上部でガスにまかれた場合は谷を稜線まで辿れば当たり外れが少ないと思う。
下って20分で這松帯に入るが20mほどこげば岳樺林の中に踏み跡がある。
さらに10分下ると水流が現れる。 踏み跡は左岩についているが、土砂に流されたり、倒木が塞いでいたりする。
ここから踏み跡は右岸に変わる。倒木が多く道も不鮮明になる。 道を探し藪を進むのは楽しくないので、沢靴に履き替えて沢を下った。滝はないが、スリップ注意。
池ノ沢の池から1時間40分、広河内岳から3時間10分ほどで大井川東俣にでる。 毎日激しい夕立となるので、左岸の一段高いところに幕営する。14:30頃から20時ごろまで雷雨