2018年9月23日 晴れ
連休の天気予報から、唯一晴れ予報の1日、急遽八ヶ岳に。
朝の赤岳鉱泉 テントがあふれていた。
大同心稜上部から見上げる大同心、日が当たらず涼しいのでこの時期は快適
大同心稜の終点、基部から先の核心部中間点からの眺め。先月歩いた中央アルプスの稜線がシルエットで現れる
草紅葉の大同心から稜を見下ろす。登山道のような踏み跡が見える。
大同心稜は大同心・小同心のアプローチとして使われるため、踏み跡がしっかりあり迷うところはありません。基部まではかなり急な尾根道と同じでした。ぐんぐんと高度が稼げるので苦しい登りは短時間で済みます。
基部から先が狭いバンドのトラバースと広いルンゼ状の弱点を辿っての短い登攀、中間部に広いテラスがあり眺めがよい。その先ほぼ垂直の3mほどの狭いルンゼを超えれば緩い岩場となり、這松帯の細いガレを登れば、大同心の頭から主稜線に上がる踏み跡に出る。
岩場としては短くⅢ級程度ではあるが、縦走路のような目印はなく、高度がありホールドスタントは抜けやすい部分があり、また落石の危険も大きい。 度胸試し的な登山は危険と思う。
今回美濃戸山荘駐車場を目指したが、朝の4時ごろにはすでに満車でUターンすら難しい状況、何とか駐車したが危機一髪。この日は美濃戸口のさらに先の別荘地の道路の路肩も車が一杯だった。 紅葉は、8月中旬の寒気の影響か、ナナカマドも色付きが悪いか枯れてしまっていて、あまり綺麗ではなかった。