新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

赤岩岳 赤岩峠から八丁峠

2019年5月30日 快晴

新緑と空とアカヤシオがきれいだった。 ニッチツ廃屋集落裏手から沢沿いを登り、西の枝尾根をしばらくで赤岩峠着 P5305357赤岩峠.JPG

西壁と呼ばれる藪壁の凹角上のちょいハングから取り付く。抜け口の木が良い確保支点だが、抜けるにはたいへん邪魔(感謝と憎悪が入り混じる愛憎の木) P5305358赤岩岳取り付き.JPG

その上は快適な藪岩を超え、凹角に入ってチョックストーンの上に出る。この凹角内にも愛憎の木が2本。チョックストーン上から腕を伸ばして撮影 P5305363チョックストーンから覗き込む.JPG

チョックストーン上は展望良く新緑がまぶしい。心地よい風が吹く P5305362チョックストーン上は景色良し.JPG

次のピッチも藪で見えない。この上がショート快適リッジ&フェース状 P5305365チョックストーン上.JPG

写真の裏側から出てきた。右に一手トラバースが核心だが、ハーケンが2本ありフリクションよく大助かり。 P5305369この壁の向こうは核心.JPG

岩岳を超え1583mピーク手前のピークへの登り。踏み跡には古いロープがかかっている。西壁よりも立っている? P5305387縦走の核心1583一つ手前のピークの登り.JPG

アカヤシオ、盛りを過ぎていたがまだまだ。 今回唯一の花 P5305392アカヤシオ.JPG

1583mピークへの登り。難しくないが、藪がなく高度感あり楽しいところ。 P5305401ピーク1583手前のスラブ登り.JPG

八丁峠からの下りはコバイケイソウの畑 P5305423落合橋方面に下る.JPG

赤岩尾根は両神山の北西にあり、鎌のように北から西に延びる1500m級の長い尾根の、赤岩峠から八丁峠までを赤岩尾根と呼んでいる。赤岩岳から八丁峠までは、大した距離もないが、小刻みなピークの急なアップダウンと、枯れ葉のトラバースなどでとてもくたびれてしまった。そのせいか、うっかり1589mのピークを巻いて八丁峠に下りてしまった。赤岩尾根といえば後立山連峰一の短い急な尾根なので、個人的には赤岩岳尾根と呼べば紛らわしくないと思うのだが。

赤岩尾根ログ.jpg

登山口(1:00)取付(休1:00/登攀2:30)赤岩岳(2:30)八丁峠(0:30)落合橋