2019年5月30日 快晴
新緑と空とアカヤシオがきれいだった。 ニッチツ廃屋集落裏手から沢沿いを登り、西の枝尾根をしばらくで赤岩峠着
西壁と呼ばれる藪壁の凹角上のちょいハングから取り付く。抜け口の木が良い確保支点だが、抜けるにはたいへん邪魔(感謝と憎悪が入り混じる愛憎の木)
その上は快適な藪岩を超え、凹角に入ってチョックストーンの上に出る。この凹角内にも愛憎の木が2本。チョックストーン上から腕を伸ばして撮影
チョックストーン上は展望良く新緑がまぶしい。心地よい風が吹く
次のピッチも藪で見えない。この上がショート快適リッジ&フェース状
写真の裏側から出てきた。右に一手トラバースが核心だが、ハーケンが2本ありフリクションよく大助かり。
赤岩岳を超え1583mピーク手前のピークへの登り。踏み跡には古いロープがかかっている。西壁よりも立っている?
アカヤシオ、盛りを過ぎていたがまだまだ。 今回唯一の花
1583mピークへの登り。難しくないが、藪がなく高度感あり楽しいところ。
八丁峠からの下りはコバイケイソウの畑
赤岩尾根は両神山の北西にあり、鎌のように北から西に延びる1500m級の長い尾根の、赤岩峠から八丁峠までを赤岩尾根と呼んでいる。赤岩岳から八丁峠までは、大した距離もないが、小刻みなピークの急なアップダウンと、枯れ葉のトラバースなどでとてもくたびれてしまった。そのせいか、うっかり1589mのピークを巻いて八丁峠に下りてしまった。赤岩尾根といえば後立山連峰一の短い急な尾根なので、個人的には赤岩岳尾根と呼べば紛らわしくないと思うのだが。
登山口(1:00)取付(休1:00/登攀2:30)赤岩岳(2:30)八丁峠(0:30)落合橋