新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

剱岳点の記と山筋ゴーゴー体操でバーチャル登山

2020年5月1日 晴れ

緊急事態宣言が延長されますね。日和田山の登山禁止も延長されるのだろうと思います。低山ですが体力維持には欠かせない日和田山に行けないのは痛手。そこで体力維持のため以前聞いていた「山筋ゴーゴー体操」をやってみる。山の映像を見ながら筋肉に負荷をかけるのは、バーチャル登山としてはなかなか良い思い付き。今日の映画は「剱岳 点の記」。映画の評価はピンキリに分かれています。

剱岳

IMG_7595.JPG(2019年8月撮影)

 

山筋ゴーゴー体操

 CD付きの本が売られている。ネット検索すれば記事がたくさん出てくる。運動習慣のない人には効果があるような実験結果が掲載されている。私には一定な効果が有ると3日やっての実感。ただし当然ながら肺機能の維持向上は期待できないし、懸垂動作は補う必要がある。体操は、背伸び、脚の横上げ、スクワット、座位でのもも上げ、フロントランジ・バックランジ、腕立て伏せ、片足立ち。ラジオ体操第二のジャンプでふくらはぎ肉離れを起こすような方は、フロントランジ・バックランジは緩くやらないとやっぱり危険なので要注意(5/4追記:今までと異なる運動を行うと、一時的に体のバランスが崩れるようなので、なじむまでは、日常動作にも注意が必要と思う)

 

剱岳 点の記

 つい最近と思っていたら2009年の作品、新田次郎の史実を元にした小説の映画版。評価が分かれているが、香川の演技はいずれも称賛。映画などほとんど観ない私にとって映画の評価は無理だけど、当時の登山(とはいわないかもしれないが)装備が非常に興味深い。現在の装備であれば容易であろうが、あの装備で、しかも今のような登山道や情報がない時代。藪をかき分けるワンシーン、嵐にテントをつぶして耐えるシーン、ホワイトアウト、急な雪面、その先に出逢う景色のシーンなどにワクワクしながら感動する何とも言えない感覚。最後の登頂をたたえあう手旗のシーンは新田次郎的感動シーン。もっと早く見ればよかった。世間の評価を真に受けてはいけない。特に山岳関係の映画において、映画評論家の評価は全く別の切り口なのだと感じた。