新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

日和田山金刀比羅神社の新年の行事は中止らしい

2020年11月30日 3℃ 晴れ 久々の日和田山で満月の月の入りに遭遇できた。残念なことに、日和田山からの展望は南か東だけなので、澄んだ冬枯れの奥武蔵に沈む月をきれいに眺められる場所が見つからない。

落ち葉が積もりだし、滑りやすくなった登山道 PB307696.JPG

梢の隙間から満月の入り。 PB307716.JPG

寝坊してもこの景色に出合えるのはうれしい。PB307718.JPG

日の出時刻は冬至より一足早く、もう1週間もすれば夜明けが早くなり始める 。

久しぶりに地元の方とお会いした。二の鳥居がある金刀比羅神社前で毎年正月に行われるお祭りは中止になったそうだ。このお祭り、氏子の方が行うのだが、通りかかった登山者などどなたにもお声がけされているらしい。残念なことに早朝しか行かないのでいまだに遭遇していない。もし遭遇したら「お祭り」なのでありがたく寄りたいと思う。振る舞い酒などもあるようだ。その際には玉串料なのか初穂料なのか、お神酒を担ぎ上げるのも面白い。何も用意がなければ賽銭箱に「お気持ち」は礼儀かな。なお、ここの賽銭箱は拝殿の扉の中にあり、扉の格子の素通し部分に入れれば、賽銭箱に入る。

社の由来について尋ねると、もともとは小さな祠があっただけなんだそうで、50数年前に氏子が持ち寄って現在の社を立てた。一番知りたかった祠がいつからあったかは知らないとの事だった。その祠は拝殿の奥に祭られているそうだ(横に回れば奥の岩に沿って小さな本殿が見える)。元は山頂前の広場にあったのではないかと、日ごろ気にかかっていた疑問を訪ねたが、そのようなことは聞いたことがないとの事だった。

武尊山以来右肩が痛んで日和田詣でを控えていた。腱板損傷の再発。まだ治まっていないが歩くだけなら何とかなると12日ぶりで金刀比羅神社にお参りに。もちろんボルダリングはできないし、そろそろアックスを振りに行こうと思っていたが今年は無理。この状態ではスキーのストックも使えまい。せっかくの寒い冬にワクワクしていたのにがっかりだ。進行のみで治る事のないこの不具合を、さてどこのお医者に委ねようか。