術後1か月検診(実際は4週)、ここまでは順調
レントゲンを撮り診察。装具の一部、肩から腕を吊るパーツを外す許可が出た。以降付けても外してもよいという事。残る装具は腕と胴に挟む枕。
腕が胴に着くところまで脇を閉めると、縫った腱が引っ張られて切れてしまうので、枕は外せない。それに気をつければ右手を使って食事しても、キーボードをたたいてもよいとの事。今は多少の痛みがあるので意識が患部に残るが、痛みがなくなって忘れる瞬間があると怖い。夜は当分は今まで通りのフルセットを装着する。「夏には山に行けるようになってもらう」と励まされる。
昨日のことだが、暖かさに誘われて平地を散歩。遠くなった日和田山(右端)
陽だまりにイヌノフグリ
早春の味覚フキノトウ
以外に短い一か月だった。座ること以外ほとんど何もできなかったので、ちょっと読書をした。内山節という哲学者の書いた「人」と「やま」に関するもので、かなり前に探したけど見つからずに忘れていた事柄についての考えるヒントが記されているようだ。ようだというのは、読んだことにより混乱が生じて収拾がつかないから。体育会系の身には余るのかもしれない。
2021年2月20日 追記
リハビリは週2回。装具で固定されて動きが悪くなった右肩の動作範囲の復元のための運動、と言っても療法士さんに腕を預ける他力本願の運動と、もみほぐしが主。日常のリハビリとして以下2つの運動が追加された。今までの5つの運動の内、吊り装具が外れた事で行う必要がないものがあるので差し引き4つ。
今まで
1.ボールを握って後手のひらを開く(継続)
2.肘の伸ばし・曲げ運動(継続)
3.肩の上げ下げ(新規、5回×3セット)
4.肩甲骨の前後運動(新規、5回×3セット)
5.上半身を45℃位に前掲し、腕をぶらりと下げる(新規、60秒×3セット)
1と2と5は不要、
仰向けで気をつけ姿勢で寝て、右腕を直角まで前にならえ状態に上げる(他力で)
仰向けで気をつけ姿勢で寝て、肘から先を直角に起こし、外側に10度傾ける。(他力で)
整理するとこれからは
1.肩の上げ下げ(新規、5回×3セット)
2.肩甲骨の前後運動(新規、5回×3セット)
3.仰向けで気をつけ姿勢で寝て、右腕を直角まで前にならえ状態に上げる(他力で)
4.仰向けで気をつけ姿勢で寝て、肘から先を直角に起こし、外側に10度傾ける。(他力で)
できるようになったこと。
・衣服の着脱のうち、上半身の着替えを解除なしで。
・腰がゴムのパンツ(ズボン)の着替え。=一人で用足し
・箸を使う(使い始めは手首と肘が固くなっていて、箸の先端が口に届かない)
・キーボードを打つこと(肘より低い位置で)
・書き物(肘より低い位置で)