新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

肩腱板断裂(棘上筋腱完全断裂)5か月経過記録

2021年6月17日

15日に術後5か月の診察。

「ほぼ順調に回復していると思われる。6か月目のMRI画像を確認しての診断になるが、登山を視野に入れてもよいのではないか」とのうれしいお言葉をいただく。

できない事(すべて右手・腕・肩)

・直径2cm以下の太さが握れない(浮腫みと指関節の固さ){前回と同じ}

・背中に手を回す動作、腰より数センチ上がる{小改善}

・腕上げ角度は150度まで。固くて止まる感じだが痛みはあまりない{小改善}

・「あいーん」の動作で、肘が体正面まで動くようになった{小改善}

気をつけている事・やらない事{前回と同じ}

・草むしり

・扉の開閉、特に車の扉

・重いものを持つ(1kg程度は大丈夫)

・急激な動作

・転ばない

痛み

・日常生活:気をつけながらではあるが、昼間は痛まない{改善}

・夜間痛:仰向けは腕に枕を置いて無痛、横向きに寝ると、左右どちらでもじわじわ痛くなる

・現状動作の限界点を超える動作で痛む(が少し無理をしてリハビリ)

・手首に力(比較的弱くても)をいれてもあまり痛まない{改善}

リハビリの日数制限

リハビリは続けるようにとの事だが、健康保険では日数制限があり、それが150日となっている。約5か月だが、肩腱板断裂の場合(自分の場合だが)5か月の現在完治はしていない。受けてみればわかるが理学療法士のスキルはすごい。自己でリハビリを続けることは不可能だ。痛みが残る現在、リハビリは痛みとの闘いだが、自己判断ではどの痛みが危険でない痛みかわからない。

リハビリでは、開始前に現状の体の状態が確認され、施術が行われ、結果を確認する。次のリハビリまで教えていただいた動作を自己訓練する。やってよい動作と、それに伴う痛みの程度について理解したうえで自己訓練を行うから、安心してできる。自己訓練動作は患部の状態によって変わるので、その判断も自己ではできない。自己訓練に手を抜くと状態が改善していないので次回バレる。

リハビリに日数制限を設けるのは、はっきり言っていい加減なリハビリが世間に蔓延しているからだ。その意味では制限は仕方がない。そのようなことを延々と保険料稼ぎに行われては健康保険が破綻してしまうからだ。いい加減なリハビリは不正なのだ。だがしかし、なんでもかんでも150日で切ってしまうのはおかしい。せめて症例ごとに適切な期間設定を患者の目線で見直してほしいと願う。病気の事なんかまったく興味がない人が決めたんじゃあないだろうか。

コロナワクチン

2日前に接種した。夕方から肩が痛くなり腕が上げにくくなった。当然健康な方の肩に打ったので両肩が上がらない。昨日はとても大変だったが、今日夕方になって痛みが和らいできた。

7月末にワクチン接種が終わり、肩の治療が一応終わり、梅雨が終わったら、さてどこに行こうか