2022年9月27日 曇り時々晴れ
二子山から3週間、リハビリ山行8㎞コースに選んだ上野村の諏訪山。午後からの雨予報にせかされた。稜線は秋を感じさせるさわやかな風に癒されたが、全体的には残暑厳しい蒸し暑さだった。
自転車デポのため下山口の楢原へ、林道は舗装路上に鋭利な落石だらけ。倒木や大きな石をよけながら、どけながら。
ご褒美の眺め
三笠山(ヤツウチグラ)とその手前は眺めがよいがあいにくの雲
栗が沢山落ちていた。楽しみにしている動物たちに遠慮して少しだけ
8kmの予定が、GPSデータでは沿面距離10km、累積標高+1208m。自転車は6.7km、獲得標高122mのミニライド。歩行時の膝の強化、自転車の登坂能力がまだまだ不足。腰の違和感も解消されていない。この年になると強化より老化の進行が勝るのではないかとやや不安。
目的地は国土地理院地図を眺めて綺麗な尾根や気に入った地形を探して決めるが、今回の諏訪山は内山節の上野村の暮らしについての著書を読み興味を持った。浜平集落を自転車で通過してみた。空き家の目立つ活気のない集落になっていた。生き生きとした暮らしぶりは上流に上野ダムができる前の話。ダムの着工は1995年なのでそんなに昔の話ではない。ダムができなくても山奥の生活は消滅する時代に差し掛かっていた。その痕跡をダムが沈めてしまったので、もうしのぶことさえできなくなった。現在も地下発電設備の増設工事が進んでいるらしい。