新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

峰の松目(南東)沢 アイスクライミング初め

2024年1月30日 快晴

峰の松目が八ヶ岳の主要ピークに数えられている事を知って、気になっていた。オーレン小屋から夏道ならば1時間ほどで登れてしまう樹林の、なんとも面白みのないピーク。あれこれ思案しているうちに、ジョウゴ沢に通っていたころちょっと気になった峰の松目沢からなら面白かろうと考えていた所、チャンス到来。
初級の沢という事で、久しぶり(4年ぶり)だがまあ何とかなるだろうという安易な気持ちで入渓したが、なかなかどうして体力を使う上に結構怖い場面もあり、ラスボスに威圧され、F8の滝下で日向ぼっこを楽しんで帰ってきた。

 

大同心が見えるこの左側、橋を渡ってちょっと戻る。RIMG0611

300mほど奥にF1、ここで装備RIMG0615F1

F2。簡単そうに見えるがロープ出してよかった。RIMG0616F2

緩い滑は雪に埋もれてしまったRIMG0622

F6? 真ん中が解けてきている(帰りには岩が出ていた)RIMG0624

左が本谷F7、右にも凍った滑状の滝が入り込んでいるRIMG0633

F7は小さいけれどなかなかハード。ルート取りミス?

F8、がんばれば勝率8割ぐらいかとも思ったが残り2割が克服できずRIMG0639

F8、寄ってみれば苦手とする垂直のつらら状RIMG0646

赤岳、中岳、阿弥陀岳RIMG0642

 

ログ

峰の松目沢南東ログF8まで

タイム

美濃戸口(06:10)-美濃戸(07:13)-堰堤広場(08:11)-峰ノ松目沢出合(08:45)-F1(9:00)-F8(11:45/12:45)-F1(14:00)-峰の松目沢出合(14:25)-堰堤広場(15:00)-美濃戸(15:30)-美濃戸口(16:36)

 

峰の松目は遠かった。

これは敗退ではなく、良識のある撤退である。