新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

アルテソンラフ4-ヒュッテまで

2013年7月2日

ホテルからパロン湖畔のヒュッテまで ピックアップは30分遅れ。 P7020871アルテソンラフ出発.JPG

サボテンと雪山/街道沿いのビューポイント P7030874郊外の撮影ポイント.JPG

開店前のドライブインで休憩 P7030879トイレを借りたドライブイン.JPG

パロン谷の村。良く手入れされた畑が美しい。 P7030882村のビューポイント.JPG

パロン谷(ヒュッテ近くから来た道を見下ろす) 右のドーム状の岩山がLa Esfinge。 岸壁ルートがある。 P7030886ゲートを越えて.JPG

昼食 P7030894昼食.JPG

食堂テント前で装備点検するロドリーゴとサカリアス P7030895固定ロープの準備.JPG

パロン湖の奥に左ピラミデ(Piramide)と右チャクララフ西峰(Chacraraju Oeste) P7030898.JPG

ホテル8:00ピックアップの約束だが30分遅れてベンツのSUVが迎えに来た。ロドリーゴにサカリアス、それにコックのマックス。マックスは昨日偶然通りかかったロドリーゴ経営のレストランの前で紹介されていた。

町を出ると道路はよくなって快適なドライブとなった。速度規制の表示はないが、要所にはかまぼこ型のでっぱりが作ってあるので減速せざるを得ないようになっている。カラスの市場で買出しをして、街道からわき道に入りパロン川に沿って未舗装の道をパロン湖目指して登ってゆく。かなり上まで家があり、農地が広がっていて実り豊かな村のようにも見える。鹿島槍の鹿島部落のように住める家族数に制限があるのだろうか。

村はずれにゲートがあって一人5ドル取られる。なにやら交渉をしているようだったが、地元のポルタドーレを2名雇う交渉だったことが後でわかる。運転手は時折降りて道路にはみ出た枝を折る。ベンツにこすれるのを気にしている。

終点はパロン湖の南東の端で標高は4200mある。比較的大きな建物Caretakers Hutと水場がある。湖に面した広い前庭にテントを設営し、早速コックが食事の準備をして、程なく昼食となる。客と同席できるのはガイドのみで、ポルタドーレとコックは炊事場テント内で食事をしている。

暇なので付近を散歩しようとすると、フィックス用のザイルなどを渡されて、荷揚げを行うことになった。パロン湖右岸沿いに明確な道があり、足の遅い私たちは先に出る。湖の上流側は潅木の生える草原になっていて、ガイドブックではBase Camp と記されている。草原の入り口でサカリアスに追い越され、川を2度渡ったあたりに荷を置き、ビニールシートをかぶせて石で固定する。Hutに戻る途中で日が暮れてヘッドランプのお世話になる。片道1時間30分ほど。水平道では何とか高度に慣れた様だが、少しの登りでも息が切れてしまう。