新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

しそジュース作りました

2020年7月9日 雨

赤しそでジュースを作る。この時期には地元産の新鮮な赤しそがJAの直売所にたくさんある。

私のレシピ 赤しその葉おおよそ300g 砂糖おおよそ300g 米酢おおよそ400ml 水おおよそ1700ml

水以外の材料IMG_2333.jpg

工程1:しその葉は流しに入れて強めのシャワーをかけて土や砂を落とし、葉を茎からはがして1枚1枚水で良く洗い、水を切る IMG_2328.jpg この作業は根気が必要で、まるで急な雪の斜面をバックステップで一歩一歩下るような、いつ終わるともわからない気が遠くなる作業。なぜなら、まれに虫が葉についていることがあるからだ。今年8回作って2回に数匹の虫がいた。まあ、煮て細目の網で濾すので居ても判らないけれど(気が付かなかった?)安心確保のための労力。洗った桶の水もよく見て虫がいなかったことも確認し、いなければやっぱり初めから居なかったと農家さんへの信頼を確認する作業(怪しい支点でのビレーのようなもの)

葉を洗い終わるとほとんど終わったようなもの IMG_2329.jpg 工程2:鍋で水を沸騰させて、水を切った赤しその葉を入れて、おおよそ8分煮る IMG_2334.jpg お湯に入れる。湯に浮いてしまうので時々天地返しを行う

赤い色素はすぐに溶け出してくる  IMG_2335.jpg

工程3:煮汁を鍋に移す IMG_2336.jpg 目の細かいざるで煮汁と葉を分離する。葉は良く絞る。 工程4:煮汁に砂糖を入れて沸騰直前まで火にかけて、火を消してから酢を入れてかき混ぜ、冷めたら保存容器に入れる。(砂糖を入れてから火にかけなくとも砂糖は解ける。温度を上げるのは酢を入れた時の温度が高い方が酢が飛んでよりまろやかになると思っている(事実は確認していない)からだ)

酢を入れる前のくすんだ色、紫に近い IMG_2337.jpg

酢を入れると澄んだ赤紫になる(写真の腕前またはカメラのせいで色が再現できていない)IMG_2338.jpg

容器は酢の空き瓶を使う。IMG_2339.jpg 使用済みペットボトルより清潔感がある。専用容器があるとなおよいかも

好みにより、原液の2割~4割の水で割っていただく。 IMG_2341.jpg 実物は実に綺麗な赤紫なのだが再現できていないのが残念。 今年の春は水回りが良く、しその生育が良くきれいなものが沢山出回っている。幸い日高では地元で栽培しているので新鮮で量が多く葉も綺麗。とはいうものの、地面から生えているものであり、出荷前に洗浄されているが、洗いなおして、虫がついていないかをよく確認することをお勧めする。 葉の次に酢の選定が重要だ。味に大きくかかわる。 暑い日に氷を浮かべていただくと格別。