2023年3月7日 薄曇り
夏は藪で登れない日白山、積雪期限定。立派なトレースが人気の証拠。オプションとしてトレースのない尾根を下降路に使ってみた。
二居峠の東屋。左に道があるが、まっすぐ奥に登る
二居峠を越えるとすぐに雪稜、風下の南側に雪庇が張り出している。雪庇の根元の樹林側にトレースが付いている
上部は広い斜面になって眺めも良く人気の理由が分かる
やっと着いた東谷山、日白山(尾根の先中央)はまだかなた
日白山への緩い登り、山頂だと思って登ったが、二登り先だった。
一旦下って二居俣ノ頭
二居ノ頭から平標までの稜線と平標、二居ノ頭を超えると稜線に樹林が迫っていて面倒なコースになっている
二居ノ頭から下降点の尾根、コルの右直ぐ上あたりの向こう側(見えていない)
下降する尾根を見下ろす。登るのはきつそうだが、下るのにちょうどよい勾配、トレースなし。
苗場山に向かって狭い尾根を下る
邪魔な枝先に春の息吹
除雪されていない林道が一番堪えた
ログ
駐車場(6:15) - 二居峠(6:50) - 東谷山(8:30) - 日白山(9:35) - 二居俣ノ頭P1584(10:20) - 1490m尾根上(雪道沢右岸尾根)(10:45) - 林道(11:40) - 駐車場(12:35)
やっと春山だが雪山に帰れた。今まで嫌っていた踏み固められたトレースがあったが、これも楽でよいものだ。それでもトレースのない尾根を歩きたくて、二居に戻る相応な尾根を選んでおいた。遠目にはわかるが、実際に現場に行くと確信が持てない。支尾根と主尾根の区別がつきにくい。落とし穴にはまる。枝にメガネを取られそうになる。などいろいろ面倒だが、この面倒がある事が楽しさの元。
雪の斜面は自分の足を潜らせながら下る事が楽しいと思う。スキーも好きで圧倒的に効率的だが、きれいな雪の斜面は自分の足でずぶずぶとゆっくり下る方がやっぱり楽しい。(若い時は走り下るのが楽しかったけど)