新緑のこもれび

日和田山や奥武蔵、時に遠い山をあるいた足跡

獅子ヶ鼻山 そろそろ雪が危ない

2024年4月10日 快晴

1月9日に敗退した獅子ヶ鼻山に再挑戦。今朝は3月並みの冷え込み。古い雪は昨日の雨で濡れてカチカチ、その上に真っ白な雪化粧。高気圧の張り出しで微風快晴。多少靄がかかっていたが真っ白な国境稜線が綺麗に見えて、これ以上ない好条件。心配した獅子ヶ鼻の雪もかろうじて残っていた。

 

熊に壊された?道標か、以前は隣の木にカメラが付いていたが回収された?IMG_3201

わずかな区間だが夏道が出ていたIMG_3204

雨氷、見るのは2回目IMG_3206

鹿ノ俣山への稜線に出る。雪が何とかつながっているIMG_3209

鹿ノ俣山付近にも雨氷(鹿ノ俣山と気が付いていない)IMG_3218

手前に崩れかけの雪庇と、その先はすでに落ちて藪が出ているIMG_3220

藪を抜けるとまた雪庇。気をつければ雪庇がある方が楽IMG_3222

獅子ヶ鼻への稜線(この時は鹿ノ俣山に向かっていると思っていたが少し疑っている)IMG_3224

前方にまたまた藪IMG_3231

獅子ヶ鼻山の肩(ここに上がれば鹿ノ俣山が見えると思っている)IMG_3237

獅子ヶ鼻山の細い山頂、雪がかなり痩せてやっと乗ってる感じ。これを見て獅子ヶ鼻に着いてしまった事に気が付いたIMG_3241

剣ヶ峰山までの稜線はやっぱりすっぱり切れている。IMG_3242

先端から武尊山IMG_3243

振り返ると、白砂、佐武流、苗場方面(だと思うのだが)IMG_3244

大幅に時間が余ったのでお湯を沸かしてのランチIMG_3256

ブナ平の森の谷には雪解け水、そこここに小さな小川ができていたIMG_3268

すっきり伸びたブナがこの森の特徴か、新緑も見てみたいIMG_3273

ログ獅子ヶ鼻山ログ

駐車地(06:00)-登山道入口(06:05)-分岐(06:25)-鹿俣山(07:25)-獅子ヶ鼻山(08:30)-鹿俣山(9:15/10:10)-ブナ平分岐付近(11:00)-センターハウス(12:00)-駐車地(12:10)

 

ブナ平へのルートを外してしまった。地形図で見るよりはるかに平坦で、尾根筋がよくわからないし、立ち木を目印にしてもいつの間にかずれている。自身の陰の方向に注意して歩いてみるがなかなか難しい。稀に赤布を見かけるが、単体であると、今ここがルートであることはわかるが、示す方向は分からない。

 

武尊山のブナはすんなり伸びて素直な印象、好きなブナ林。雪のある時は自由に森を歩けるので楽しい。できれば新緑まで雪が残ってほしいが、すでに標高が低い所は笹薮が出始めて、雪が消えてしまうのも時間の問題(新たに降らなければ1週間持たないかも)。いつか芽吹く時期に来てみたい。

今回のルートは良いルートだと思うが、駐車場が問題。玉原スキー場の始業が遅く・終業がはやいので、どうしてもリフトを使わざるを得ない。この時期朝が遅いのも致命的で、今日も午前10時を過ぎるとチェーンスパイクが団子になりだし、踏み抜きも増えた。